思い出はタカラモノ

舞台と推しの話メイン

自分は舞台観劇に向いていないのではないか①

既にチケット5枚入手しておいて今更何を言うって感じだけど笑

私は、好きなものは何でもリピートしたいタイプです。ジャンル問わずそう。例えば好きな映画がテレビで放映されるとディスクに焼いて何回も見るし、同じライブに何回でも行くし、夢の国では好きな乗り物に何回でも並ぶし。最近気付いたけどこういうタイプってもしかして世間にはあまりいないのかな?USJのハリポタに2時間で5回乗ったとか話すと結構びっくりされる(乗り物酔いがなければ10回は乗る気だった)。

そして一度好きになると飽きることはほぼない。幼少期に好きだったセーラームーンは未だに好きだし、小学生の時に読んだ犬夜叉もそう。幼い頃好きになったものだから刷り込みされているだけでは?とも思ったけど、高校生の時に出会った鋼錬もラルクも未だに好きだから多分刷り込み以前の問題だと思う。

よって歳を重ねるごとに「好き」が増えていく。それは嬉しいことだけど、リピート体質ゆえに必要なお金、時間も増えていく。現実的に考えて無理なとこもあるから、好きになる前に自衛するを覚えてもう何年か経った。

そんな中ハマった「ミュージカル刀剣乱舞」。こんなに急速に沼に落ちる感覚を味わうのは多分初めてで、正月に出会ってから配信されている過去作品は全部見たし、BDも2枚購入。ライビュ1回、現場1回経験済というなかなかのジェットコースターロマンスっぷりである。

自分でも不思議な感覚だったから要因分析してたんだけど、一部結論が出たのでその話から。多分私、新しい好きが欲しかったんだと思う。

この10年「ライブ参戦」の趣味を生活の中心に置いて生きてきた。多い時は年間20本のライブに参戦したこともある。その間好きなアーティストが増えた訳ではないから、これもリピート体質ゆえの本数。
ところが2018年に参戦したライブは11本で、年々減ってきていた。好きなアーティストは減った訳ではないから、そのアーティストがライブをする本数が減ったということ。思えば毎年年末に「今年参戦したライブの本数」を数えては、その少なさに驚き愕然としてた。「来年はもっと行けるといいな」と毎年思い、それはずっと達成されて来なかった。

自覚はなかったけど、恐らく何年も「リピート体質の部分」が満たされていない状態だったんだと思う。勿論参戦したライブは全て楽しく、幸せを感じた。けどそこに必ず同居する「この幸せをもっと、もう一度体感したい」の気持ちが長年満たされていなかった。特に1番好きなラルクは2011年以降ツアーをしていない。単発ライブにはリピート体質部分の気持ちを満たすには力はない(勿論それ以外の気持ちは満たされている、ラルクのライブは最高だ)。

それに加えて、社会人として経済力がつきワークライフバランスを保てている最高の環境だったにも関わらず、お金も時間もこれ以上使うものがなかった。決してお金が余っているということではなく、自分にとって「お金を使う価値がある」とみなしているものは非常に限られているため、その限られているもの(ライブの本数)が減った以上他に使い道がなかったという意味だ。

そんな私が新たなコンテンツに出会い、そこにお金と時間を使えることに今は非常に満足している。

ここまでが前置きでした()
まさかタイトルに一切繋げられないとは……続きます。