思い出はタカラモノ

舞台と推しの話メイン

2023年の観劇歴と振り返り

あけましておめでとうございます!(大遅刻)

完全に仕事脳で年越したので全く年越した感がありません。ないということはまだ越してないということで(?)、2023年を振り返ります。

 

行った舞台・イベント

※場所の明記がないものは東京公演

<1月>
1/11 海宝直人コンサート ATTENTION PLEASE!(ゲスト:岡宮来夢)
1/14 「進撃の巨人」-the Musical- ソワレ
1/15 「進撃の巨人」-the Musical- マチソワ
1/21 「進撃の巨人」-the Musical- マチソワ
1/22 「進撃の巨人」-the Musical- マチネ
1/24 「進撃の巨人」-the Musical- マチネ(大千秋楽)

<2月>
2/5 坂本冬美特別公演・大阪 ソワレ

<3月>
3/8 musical SPY×FAMILY ソワレ(初日)
3/12 musical SPY×FAMILY マチネ(ぴあ貸切公演)
3/17 musical SPY×FAMILY マチネ
3/18 musical SPY×FAMILY ソワレ
3/19 舞台ハリー・ポッターと呪いの子 ソワレ
3/27 musical SPY×FAMILY ソワレ
3/29 musical SPY×FAMILY ソワレ(くるむくん東京楽)

<4月>
4/22 岡宮来夢バースデーイベント2023
4/22 くる子ソロイベント
4/23 岡宮来夢バースデーイベント2023 ひるの部・よるの部
4/30 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~ソワレ(初日)

<5月>
5/1 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~ソワレ
5/4 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~ソワレ
5/5 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~ソワレ
5/6 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~マチネ
5/20 musical SPY×FAMILY・博多座 マチネ
5/21 musical SPY×FAMILY・博多座 ソワレ(大千秋楽)

<6月>
6/4 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~ソワレ
6/11 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~ソワレ
6/16 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~ソワレ
6/18 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~ソワレ(大千秋楽)

<7月>
7/3 ACTORS☆LEAGUE in Baseball 2023
7/9 新作歌舞伎刀剣乱舞 月刀剣縁桐 マチネ
7/14 CONTEMPORARY STAGE「ケイ×ヤク」ソワレ
7/15 CONTEMPORARY STAGE「ケイ×ヤク」ソワレ
7/23 CONTEMPORARY STAGE「ケイ×ヤク」マチネ
7/30 劇団四季 美女と野獣・舞浜 マチネ

<8月>
なし

<9月>
9/19 ミュージカル『刀剣乱舞』八乱舞野外祭・山梨

<10月>

10/9 石川凌雅バースデーイベント(ゲスト:長田光平)

10/11 ACTORS☆LEAGUE in Basketball 2023

<11月>
11/10 舞台『言の葉の庭~The Garden of Words~』ソワレ(初日)
11/11 舞台『言の葉の庭~The Garden of Words~』ソワレ
11/19 舞台『言の葉の庭~The Garden of Words~』ソワレ

<12月>
12/2 舞台「鬼滅の刃」其ノ肆 遊郭潜入 マチネ
12/7 BOOK OPERA クルム童話「ケリナツス~七匹目の仔山羊~」ソワレ(初日)
12/8 BOOK OPERA クルム童話「ケリナツス~七匹目の仔山羊~」ソワレ
12/9 長田光平FAN MEETING vol.3 1部・2部
12/10 BOOK OPERA クルム童話「ケリナツス~七匹目の仔山羊~」マチネ
12/16 BOOK OPERA クルム童話「ケリナツス~七匹目の仔山羊~」マチソワ
12/19 舞台ハリー・ポッターと呪いの子 ソワレ
12/28 岡宮来夢FCベント2023~NYe×4Party~ひるの部

 

思ったより少ない!
去年比では-15くらいだけど、体感の出費は減ってないどころか増えたような…?
やっぱり値上がりの影響が大きいですね…


特に印象に残った作品についていくつか。

 


進撃の巨人」-the Musical-


心の底から出逢えて良かったと思う作品。

ミュージカルを観る前に知っていたのは、昔友人から聞いた
・巨人が敵で弱点は首の後ろ
・巨人は人間を食べる
・立体なんちゃらで飛べる
・めがたの巨人ってのがいる
・心臓を捧げる
・仲間がたくさんしぬ
くらいのぼんやりした情報だけでした。

思い起こせば2015年(!)に友人の付き合いでUSJの進撃コーナーに行き概要を知って、「これは私が好きなやつだから足を踏み込まない方が良いな‥」と敬遠*1していた作品でした。あれから結構な時が流れて既知だった内容はいい感じに忘れていたけれども、敬遠した経緯はよく覚えていた。

だからくるむくんの出演が分かった時、もうこれは時が来たのだと思いました。逃れられないなと。むしろ推しが主演での作品との出逢いなんてそれ以上に幸せなものなんてないし、喜んで受け入れようと。


そして観に行ったらもう案の定、というかむしろ予想よりもドハマりしてしまい、ミュージカルに通う最中アニメを見始め、3月頭のアニメ完結編前編はリアタイして号泣する人になっていました。

原作は完結しているから、街中いつどこでネタバレを踏むか怯えてたけど(心配性がすぎるけど本気のネタバレアレルギーゆえ)、何とか踏まずに完結編後編を見ることができて本当に良かった!(本当に辛かった…終わってから2時間くらいずっと泣いてたし今でも思い出すと涙出る…)

原作知っててミュージカルを観た友人が「ミュは序盤も序盤すぎて何も言えない!」と言っていて、「えぇ…あれで序盤?だいぶクライマックスだったが」と思ったけれど、アニメでその意味がよく分かりました。本当の本当に序盤だった!笑

観劇当時は続編やって欲しい~と気軽に思っていましたが、結末を知ってしまった今そんなこと気軽には言えなくなってしまい……仮にやる場合、後半に差し掛かるにつれ主演の重圧が物凄そう。とても見たいけど、それと同じくらい見るのが怖い。
でも、もし続きがあるならやっぱりくるむくんのエレンがいいな。

ミュージカルきっかけに今年最も入れ込んだ作品。最早出逢わなかった頃には戻れません。ありがとう!

 

musical SPY×FAMILY

心の底から出逢えて良かったと思う作品アゲイン~~~!


基本的にアニメや漫画を見る習慣がなく、全てミュージカルからの逆輸入タイプなので、この作品も推しが出ると決まる前は全く知りませんでした。

結果アニメのSeason2は毎週楽しみにリアタイし、映画も公開日に観に行き、毎日アーニャ可愛いって言いながら過ごしてます。誇張じゃなくてリアルに毎日。(それはそれでちょっと怖い)(そしてユーリじゃないんかい)

劇中のユーリは、今までなかなか見る機会のなかったくるむくんの姿が見られて本当に新鮮で楽しかったです。まさか推しの演技を見て大爆笑する日が来ようとは。(美声で「クソ野郎」「キスはできるのかできないのか」とか歌うのあまりにも面白すぎた)
でもちゃんとかっこいい見せ場もあって、あまりにも上手い歌とキレキレのダンスにかっこいい~~~!と内心悲鳴を上げられて大満足でした。


あとはなんと言ってもアーニャ!
タイミング良く4アーニャ全員見ることができたのですが、皆可愛くて最高でした。

中でも特に印象深かったのは増田梨沙ちゃん!ガチのプロでした…「子供だから」と思う隙が一切ないどころか、可愛いだけじゃなくてちゃんと「アーニャ」なんです。話し方とか本当にそのまんま。
あとは子供らしい全身をいっぱいに使ったダンスと、動きながらも全くブレない歌声。子役の枠に収まらないエンターテイナーでした。

あとはもう一人、「けんしん」こと福地美晴ちゃん。
私も観劇した2021年のロミジュリをきっかけに、自分の意思でこの世界に入りたいと思って初めて出演した作品とのこと。
初めてとは到底思えないくらいどの回も安定していたし、台詞を発声するのではなく相手とのコミュニケーションになっているのが素晴らしかったです。
あとはアドリブ!「アーニャ、ホージャー家の娘で良かった~~~まじで。」が最高すぎて悶絶。ボンドマンのアニメを見て騒いでいる時に、エアで日本刀を抜いてた*2のがしびれすぎて悶絶。

ご自身の千秋楽では「こんな経験、もう一生ないと思います。」と語ってくれましたが、君の未来は!!!こんなに素敵なことがきっともっともっとたくさんあるよ!!!と叫びたい気持ちでした。
8歳にして自分の意思でそこに立ち続けていること、本当に尊敬します。かっこいいよけんしん!

 

くるむくんが王家の紋章以来帝劇にカムバックしたことも嬉しかった~!帝劇での観劇、やっぱり他の劇場とはひと味違う感覚があります。「観る」に集中できる環境が完璧に整っていて、奥行きのあるステージと生オケで臨場感が半端ない。なんとなく他の劇場行く時よりお洒落したくなっちゃうし、毎回浮かれた気持ちで劇場に向かいました。いつかの0番も絶対見たいな。


初めて博多座に行けたのも嬉しかった!
他の劇場ではちょっと経験したことのないようなお祭りムードで、出店がとっても賑やか。開演前にお弁当食べたり休憩中に超美味なきんつばを食べたりコーヒー飲んだり(食ばっかやないかい)、終演後にお土産まで買えて(空港だと行列な三日月クロワッサンもさくっと購入)、一日観光レベルに楽しめちゃうのが最高でした。
ど田舎出身なので、もし学生時代足を伸ばせる距離にこんな劇場があったらだいぶ価値観変わったんじゃないかなと思います。博多に住む若者達が羨ましい…!

 

BOOK OPERA クルム童話「ケリナツス~七匹目の仔山羊~」

感情がぐちゃぐちゃで観劇後も涙が止まらないという体験は2022年3月以来でした。脚本が自分の心にぴったりハマる経験、もしかしてもう無いかもしれないとすらと思っていたので、驚いたけどとても嬉しかった。

メタサとブンギラ。どっちのキャラクターの気持ちもよく分かるしどっちも大好きだし、しかも演じるのはどっちも推しという本当に贅沢な体験でした。大好きな物語の中で推しが生きている様子を見ることが何よりも幸せ。


感想はわりとツイッターに綴ったのでハイライトだけ。
「死ぬなんてズルだ」の後にイキタガリの声が聞こえなくなったと分かった時のメタサの泣き崩れ方が物凄く辛かった。
例え妄想でも、心の支えだった自分を愛してくれる存在を失うのはとても悲しいことよね……でも声が聞こえなくなったのは妄想じゃない自分の心の声が聞こえるようになった証拠だから、すぐに立ち上がる姿は頼もしかったし、「頑張れ…!」って声をかけたい気持ちで見ていました。
自分を救えるのは自分だけ。周りがどんなに何かを言っても、自分の心の声は自分にしか聞こえない。
辛くて逃げ出したくなったら、あの時のメタサを思い出して頑張ろうと思います。

これ以外にもとにかく共鳴することが多すぎて、私にとって「究極の癒しの物語」でした。
仕事でヘトヘトになった後のソワレ、睡眠よりも疲労回復の効果があった気がする。


ここ数年の私のポリシー「人生って辛いことの連続じゃん?だから助け合って行こうぜ!」を、これからも大事にして行きたい。
たくさん観劇した一年の最後に、今年一番と思える作品に出逢えて本当に良かった!

 

2023年のハイライト~支柱が折れた話~(ちょっとネガティブ注意)

くるむくんが出演した作品ではないんだけど、上期に通った舞台でどうしても脚本が合わないものがありました。

チケット頑張って取ったし、もう一回観れば違うかもしれないし…と諦めきれず通い続けたら心がだいぶすり減ってしまった。すり減ると回復まで結構時間がかかるのよね…。
リアルタイムに最適解を出せなかったけど、あれは「行かない」を選択すべきだったのだと、今になっては思います。見たくないものは見なくて良いのだ。

普通の舞台だったら「合わなかったなー!(完)」で済むんだけど、私が舞台おたくになるきっかけとなり4年以上心の真ん中に近い部分の柱になっていた作品だったから、何とかなるんじゃないかなぁと思いたく……未練がましいですね。

現実では距離を置いて、暫くは過去の作品を見返しながら思い出の住人として生きて行くんだろうなぁと思っていました。

 

思っていたのに、だよ。年明け早々またぶち当たりました……。

2023年の振り返りではなくなってしまうから割愛するけど、前回とは状況が少し違っていて本当にどうしたら良いんだろうの気持ち。ままならないね…。

 


2023年の総括

プライベートなことも含めて、この1年を漢字で表すなら「崩」でした。
生活や仕事や趣味、全てにおいて今まで当たり前だったものが沢山崩れた1年だった。
社会人になって以降、毎年「去年より楽しい1年だったー!」と叫んで終わっていたけど、初めてそれができなかった。

まぁ崩れたならまた建て直せば良いので、気楽に行きます。
ということで2024年の目標は「気楽」!もしくは「適当」かな笑

真面目すぎるのも考えものだなと思った出来事もあり、誠実じゃないものに対して誠実を返しても自分がすり減るという学びもありました。
いつも短距離走のスピードで長距離走走っちゃうみたいなところあるけど、必ずしもやり方が嵌まる訳ではないし、色んな方面において力抜いて行こうと思います。

ひとまず近日中に厄祓い行って来ます!去年祓ってあれだったから今年も祓わないと怖すぎる。

今年のハイライトは間違いなくロミオ&ジュリエットになるでしょう!「推しがロミオ」って本当に夢みたいだよ……楽しい1年になるといいな!

*1:当時は好きなものをこれ以上増やしたくないターンだった。今は何でもどんと来いだしむしろ頭から突っ込むタイプ

*2:けんしんは上杉謙信がお好きとのこと