思い出はタカラモノ

舞台と推しの話メイン

2023年の観劇歴と振り返り

あけましておめでとうございます!(大遅刻)

完全に仕事脳で年越したので全く年越した感がありません。ないということはまだ越してないということで(?)、2023年を振り返ります。

 

行った舞台・イベント

※場所の明記がないものは東京公演

<1月>
1/11 海宝直人コンサート ATTENTION PLEASE!(ゲスト:岡宮来夢)
1/14 「進撃の巨人」-the Musical- ソワレ
1/15 「進撃の巨人」-the Musical- マチソワ
1/21 「進撃の巨人」-the Musical- マチソワ
1/22 「進撃の巨人」-the Musical- マチネ
1/24 「進撃の巨人」-the Musical- マチネ(大千秋楽)

<2月>
2/5 坂本冬美特別公演・大阪 ソワレ

<3月>
3/8 musical SPY×FAMILY ソワレ(初日)
3/12 musical SPY×FAMILY マチネ(ぴあ貸切公演)
3/17 musical SPY×FAMILY マチネ
3/18 musical SPY×FAMILY ソワレ
3/19 舞台ハリー・ポッターと呪いの子 ソワレ
3/27 musical SPY×FAMILY ソワレ
3/29 musical SPY×FAMILY ソワレ(くるむくん東京楽)

<4月>
4/22 岡宮来夢バースデーイベント2023
4/22 くる子ソロイベント
4/23 岡宮来夢バースデーイベント2023 ひるの部・よるの部
4/30 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~ソワレ(初日)

<5月>
5/1 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~ソワレ
5/4 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~ソワレ
5/5 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~ソワレ
5/6 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~マチネ
5/20 musical SPY×FAMILY・博多座 マチネ
5/21 musical SPY×FAMILY・博多座 ソワレ(大千秋楽)

<6月>
6/4 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~ソワレ
6/11 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~ソワレ
6/16 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~ソワレ
6/18 ミュージカル『刀剣乱舞』~花影ゆれる砥水~ソワレ(大千秋楽)

<7月>
7/3 ACTORS☆LEAGUE in Baseball 2023
7/9 新作歌舞伎刀剣乱舞 月刀剣縁桐 マチネ
7/14 CONTEMPORARY STAGE「ケイ×ヤク」ソワレ
7/15 CONTEMPORARY STAGE「ケイ×ヤク」ソワレ
7/23 CONTEMPORARY STAGE「ケイ×ヤク」マチネ
7/30 劇団四季 美女と野獣・舞浜 マチネ

<8月>
なし

<9月>
9/19 ミュージカル『刀剣乱舞』八乱舞野外祭・山梨

<10月>

10/9 石川凌雅バースデーイベント(ゲスト:長田光平)

10/11 ACTORS☆LEAGUE in Basketball 2023

<11月>
11/10 舞台『言の葉の庭~The Garden of Words~』ソワレ(初日)
11/11 舞台『言の葉の庭~The Garden of Words~』ソワレ
11/19 舞台『言の葉の庭~The Garden of Words~』ソワレ

<12月>
12/2 舞台「鬼滅の刃」其ノ肆 遊郭潜入 マチネ
12/7 BOOK OPERA クルム童話「ケリナツス~七匹目の仔山羊~」ソワレ(初日)
12/8 BOOK OPERA クルム童話「ケリナツス~七匹目の仔山羊~」ソワレ
12/9 長田光平FAN MEETING vol.3 1部・2部
12/10 BOOK OPERA クルム童話「ケリナツス~七匹目の仔山羊~」マチネ
12/16 BOOK OPERA クルム童話「ケリナツス~七匹目の仔山羊~」マチソワ
12/19 舞台ハリー・ポッターと呪いの子 ソワレ
12/28 岡宮来夢FCベント2023~NYe×4Party~ひるの部

 

思ったより少ない!
去年比では-15くらいだけど、体感の出費は減ってないどころか増えたような…?
やっぱり値上がりの影響が大きいですね…


特に印象に残った作品についていくつか。

 


進撃の巨人」-the Musical-


心の底から出逢えて良かったと思う作品。

ミュージカルを観る前に知っていたのは、昔友人から聞いた
・巨人が敵で弱点は首の後ろ
・巨人は人間を食べる
・立体なんちゃらで飛べる
・めがたの巨人ってのがいる
・心臓を捧げる
・仲間がたくさんしぬ
くらいのぼんやりした情報だけでした。

思い起こせば2015年(!)に友人の付き合いでUSJの進撃コーナーに行き概要を知って、「これは私が好きなやつだから足を踏み込まない方が良いな‥」と敬遠*1していた作品でした。あれから結構な時が流れて既知だった内容はいい感じに忘れていたけれども、敬遠した経緯はよく覚えていた。

だからくるむくんの出演が分かった時、もうこれは時が来たのだと思いました。逃れられないなと。むしろ推しが主演での作品との出逢いなんてそれ以上に幸せなものなんてないし、喜んで受け入れようと。


そして観に行ったらもう案の定、というかむしろ予想よりもドハマりしてしまい、ミュージカルに通う最中アニメを見始め、3月頭のアニメ完結編前編はリアタイして号泣する人になっていました。

原作は完結しているから、街中いつどこでネタバレを踏むか怯えてたけど(心配性がすぎるけど本気のネタバレアレルギーゆえ)、何とか踏まずに完結編後編を見ることができて本当に良かった!(本当に辛かった…終わってから2時間くらいずっと泣いてたし今でも思い出すと涙出る…)

原作知っててミュージカルを観た友人が「ミュは序盤も序盤すぎて何も言えない!」と言っていて、「えぇ…あれで序盤?だいぶクライマックスだったが」と思ったけれど、アニメでその意味がよく分かりました。本当の本当に序盤だった!笑

観劇当時は続編やって欲しい~と気軽に思っていましたが、結末を知ってしまった今そんなこと気軽には言えなくなってしまい……仮にやる場合、後半に差し掛かるにつれ主演の重圧が物凄そう。とても見たいけど、それと同じくらい見るのが怖い。
でも、もし続きがあるならやっぱりくるむくんのエレンがいいな。

ミュージカルきっかけに今年最も入れ込んだ作品。最早出逢わなかった頃には戻れません。ありがとう!

 

musical SPY×FAMILY

心の底から出逢えて良かったと思う作品アゲイン~~~!


基本的にアニメや漫画を見る習慣がなく、全てミュージカルからの逆輸入タイプなので、この作品も推しが出ると決まる前は全く知りませんでした。

結果アニメのSeason2は毎週楽しみにリアタイし、映画も公開日に観に行き、毎日アーニャ可愛いって言いながら過ごしてます。誇張じゃなくてリアルに毎日。(それはそれでちょっと怖い)(そしてユーリじゃないんかい)

劇中のユーリは、今までなかなか見る機会のなかったくるむくんの姿が見られて本当に新鮮で楽しかったです。まさか推しの演技を見て大爆笑する日が来ようとは。(美声で「クソ野郎」「キスはできるのかできないのか」とか歌うのあまりにも面白すぎた)
でもちゃんとかっこいい見せ場もあって、あまりにも上手い歌とキレキレのダンスにかっこいい~~~!と内心悲鳴を上げられて大満足でした。


あとはなんと言ってもアーニャ!
タイミング良く4アーニャ全員見ることができたのですが、皆可愛くて最高でした。

中でも特に印象深かったのは増田梨沙ちゃん!ガチのプロでした…「子供だから」と思う隙が一切ないどころか、可愛いだけじゃなくてちゃんと「アーニャ」なんです。話し方とか本当にそのまんま。
あとは子供らしい全身をいっぱいに使ったダンスと、動きながらも全くブレない歌声。子役の枠に収まらないエンターテイナーでした。

あとはもう一人、「けんしん」こと福地美晴ちゃん。
私も観劇した2021年のロミジュリをきっかけに、自分の意思でこの世界に入りたいと思って初めて出演した作品とのこと。
初めてとは到底思えないくらいどの回も安定していたし、台詞を発声するのではなく相手とのコミュニケーションになっているのが素晴らしかったです。
あとはアドリブ!「アーニャ、ホージャー家の娘で良かった~~~まじで。」が最高すぎて悶絶。ボンドマンのアニメを見て騒いでいる時に、エアで日本刀を抜いてた*2のがしびれすぎて悶絶。

ご自身の千秋楽では「こんな経験、もう一生ないと思います。」と語ってくれましたが、君の未来は!!!こんなに素敵なことがきっともっともっとたくさんあるよ!!!と叫びたい気持ちでした。
8歳にして自分の意思でそこに立ち続けていること、本当に尊敬します。かっこいいよけんしん!

 

くるむくんが王家の紋章以来帝劇にカムバックしたことも嬉しかった~!帝劇での観劇、やっぱり他の劇場とはひと味違う感覚があります。「観る」に集中できる環境が完璧に整っていて、奥行きのあるステージと生オケで臨場感が半端ない。なんとなく他の劇場行く時よりお洒落したくなっちゃうし、毎回浮かれた気持ちで劇場に向かいました。いつかの0番も絶対見たいな。


初めて博多座に行けたのも嬉しかった!
他の劇場ではちょっと経験したことのないようなお祭りムードで、出店がとっても賑やか。開演前にお弁当食べたり休憩中に超美味なきんつばを食べたりコーヒー飲んだり(食ばっかやないかい)、終演後にお土産まで買えて(空港だと行列な三日月クロワッサンもさくっと購入)、一日観光レベルに楽しめちゃうのが最高でした。
ど田舎出身なので、もし学生時代足を伸ばせる距離にこんな劇場があったらだいぶ価値観変わったんじゃないかなと思います。博多に住む若者達が羨ましい…!

 

BOOK OPERA クルム童話「ケリナツス~七匹目の仔山羊~」

感情がぐちゃぐちゃで観劇後も涙が止まらないという体験は2022年3月以来でした。脚本が自分の心にぴったりハマる経験、もしかしてもう無いかもしれないとすらと思っていたので、驚いたけどとても嬉しかった。

メタサとブンギラ。どっちのキャラクターの気持ちもよく分かるしどっちも大好きだし、しかも演じるのはどっちも推しという本当に贅沢な体験でした。大好きな物語の中で推しが生きている様子を見ることが何よりも幸せ。


感想はわりとツイッターに綴ったのでハイライトだけ。
「死ぬなんてズルだ」の後にイキタガリの声が聞こえなくなったと分かった時のメタサの泣き崩れ方が物凄く辛かった。
例え妄想でも、心の支えだった自分を愛してくれる存在を失うのはとても悲しいことよね……でも声が聞こえなくなったのは妄想じゃない自分の心の声が聞こえるようになった証拠だから、すぐに立ち上がる姿は頼もしかったし、「頑張れ…!」って声をかけたい気持ちで見ていました。
自分を救えるのは自分だけ。周りがどんなに何かを言っても、自分の心の声は自分にしか聞こえない。
辛くて逃げ出したくなったら、あの時のメタサを思い出して頑張ろうと思います。

これ以外にもとにかく共鳴することが多すぎて、私にとって「究極の癒しの物語」でした。
仕事でヘトヘトになった後のソワレ、睡眠よりも疲労回復の効果があった気がする。


ここ数年の私のポリシー「人生って辛いことの連続じゃん?だから助け合って行こうぜ!」を、これからも大事にして行きたい。
たくさん観劇した一年の最後に、今年一番と思える作品に出逢えて本当に良かった!

 

2023年のハイライト~支柱が折れた話~(ちょっとネガティブ注意)

くるむくんが出演した作品ではないんだけど、上期に通った舞台でどうしても脚本が合わないものがありました。

チケット頑張って取ったし、もう一回観れば違うかもしれないし…と諦めきれず通い続けたら心がだいぶすり減ってしまった。すり減ると回復まで結構時間がかかるのよね…。
リアルタイムに最適解を出せなかったけど、あれは「行かない」を選択すべきだったのだと、今になっては思います。見たくないものは見なくて良いのだ。

普通の舞台だったら「合わなかったなー!(完)」で済むんだけど、私が舞台おたくになるきっかけとなり4年以上心の真ん中に近い部分の柱になっていた作品だったから、何とかなるんじゃないかなぁと思いたく……未練がましいですね。

現実では距離を置いて、暫くは過去の作品を見返しながら思い出の住人として生きて行くんだろうなぁと思っていました。

 

思っていたのに、だよ。年明け早々またぶち当たりました……。

2023年の振り返りではなくなってしまうから割愛するけど、前回とは状況が少し違っていて本当にどうしたら良いんだろうの気持ち。ままならないね…。

 


2023年の総括

プライベートなことも含めて、この1年を漢字で表すなら「崩」でした。
生活や仕事や趣味、全てにおいて今まで当たり前だったものが沢山崩れた1年だった。
社会人になって以降、毎年「去年より楽しい1年だったー!」と叫んで終わっていたけど、初めてそれができなかった。

まぁ崩れたならまた建て直せば良いので、気楽に行きます。
ということで2024年の目標は「気楽」!もしくは「適当」かな笑

真面目すぎるのも考えものだなと思った出来事もあり、誠実じゃないものに対して誠実を返しても自分がすり減るという学びもありました。
いつも短距離走のスピードで長距離走走っちゃうみたいなところあるけど、必ずしもやり方が嵌まる訳ではないし、色んな方面において力抜いて行こうと思います。

ひとまず近日中に厄祓い行って来ます!去年祓ってあれだったから今年も祓わないと怖すぎる。

今年のハイライトは間違いなくロミオ&ジュリエットになるでしょう!「推しがロミオ」って本当に夢みたいだよ……楽しい1年になるといいな!

*1:当時は好きなものをこれ以上増やしたくないターンだった。今は何でもどんと来いだしむしろ頭から突っ込むタイプ

*2:けんしんは上杉謙信がお好きとのこと

10年ぶりの経験

かつて好きだったアーティストがいた。
小学4年くらいから好きで、大学1年で初めてライブに行った。
途中、所謂「方向性の変化」があり、変化はあれどやっぱり好き、みたいな期間が2~3年あった。が、結果離れた。


先方の変化を起因に、好きなものや人から離れた経験は過去にあっただろうか。そんなことを考えていてこのことを思い出した。

自分自身の変化を起因に好きなものが変わったことの方が、経験としては多い。嫌いになった訳ではなく「より好きな何かができた」だけだから、立ち返ったり再燃した経験もある。


彼女に関しても、離れたと言っても見ているテレビに映れば見たし、数年後に「今回の曲は好きだな」と思ってCDを買ったこともある。今でも昔の曲を聴く。離れたからと言って嫌いになった訳じゃない。

彼女が当時の「推し」だったかと言われれば、自分の定義上そうではないと思っている。
彼女の歌に元気をもらっていたが、応援する気持ちより、ただ一方的に受け取るだけのスタンスが強かった。

 

とにかく楽しく生きたい。
いつ死ぬか分からないなら、毎日楽しい方が良い。
働くことは楽しいとはかけ離れているから、趣味だけは絶対に楽しむと決めている。

当時の私は今よりもっと愚かで、いつも自分の意思がはっきりしないし、何にでも流され、何かに依存して生きていた。
でも今は違う。愚かな部分はまだまだあるけれど、自分の意思や大事にしたいものははっきりしている。ある種こだわりが強いとも言えるが、「私は私」と思って、それなりに楽しく生きている。

周りを囲んだ好きなもの達を愛でている時、とても幸せを感じる。
こだわりが強くなった分、昔より好まないものに遭遇する確立は高くなった気がするが、距離を取ったり、ここは苦手だけどここは好き、と折り合いをつけられれば、あまり影響はない。


ただただ心の底から好き!と思えるものに出逢えることの方が、もしかしたらそんなに多くないのかもしれない。


でも奇跡的に出逢ったのだ。全てを好きだと思えるものに。
何の憂いもなくただ心に従って突き進むだけで、これだ!と思う瞬間に何度でも出逢える、素晴らしい存在に。
そして失った。


勿論好きな要素はたくさんある。今でもある。
でも「好き」の根幹が突然180度変わって、とてもショックを受けた。
自分がこのコンテンツに対してネガティブな感情を抱いていることにも、ショックを受けている。
「文句を言うなら見るな」と他人に対して幾度となく思ったことがあるが、まさに今の自分に対してそう思っているくらい。
だけど、すぐにシャッターを下ろせないこともあるとよく分かった。好きだったからだ。できることなら、まだ好きでいたい。

少しずつの変化を受け入れる方が多分楽だった。自分を誤魔化したり、なんとか折り合いがつくところを探せたかもしれない。

でも世界は変わったのだ。
たった2時間15分で、私が4年愛した世界はもうどこにもないのだと思い知らされた。


心に空いた穴がはっきりとその形を成していて、何か他のもので埋められる気がしない。

先方の変化を起因に「好き」が揺らぐという経験は人生2回目。ただ、途方に暮れている。

2022年の観劇歴と振り返り

あけましておめでとうございます!

滑り込みに失敗したけど、2022年を振り返ります。
久しぶりに文字にして振り返っておいた方が良いな、って思う1年だったので。

まずは行った舞台を書き出してみる。
一覧にしてまとめたのは初めてなんだけど、果たしてどんなもんでしょうか。


行った舞台・イベント

※場所の明記がないものは東京公演

<1月>
1/20 「BANANA FISH」The Stage-後編- ソワレ
1/22 「BANANA FISH」The Stage-後編- マチネ・ソワレ
1/23 「BANANA FISH」The Stage-後編- マチネ・ソワレ
1/25 「BANANA FISH」The Stage-後編- ソワレ
1/28 「BANANA FISH」The Stage-後編- ソワレ
1/30 「BANANA FISH」The Stage-後編- マチネ・ソワレ
1/31 ミュージカル『刀剣乱舞』江水散花雪 愛知マチネ

<2月>
2/13 オダイバ!!超次元音楽祭 横浜
2/19 ミュージカル『刀剣乱舞』江水散花雪 大阪マチネ

<3月>
3/4 ミュージカル『刀剣乱舞』江水散花雪 ソワレ
3/5 ミュージカル『刀剣乱舞』江水散花雪 マチネ・ソワレ
3/6 ミュージカル『刀剣乱舞』江水散花雪 マチネ・ソワレ
3/8 ミュージカル『刀剣乱舞』江水散花雪 マチネ・ソワレ
3/10 ミュージカル『刀剣乱舞』江水散花雪 ソワレ
3/11 ミュージカル『刀剣乱舞』江水散花雪 ソワレ
3/13 ミュージカル『刀剣乱舞』江水散花雪 マチネ・ソワレ(大千秋楽)
3/25 「ブルーピリオド」The Stage ソワレ(初日)
3/26 「ブルーピリオド」The Stage ソワレ
3/27 「ブルーピリオド」The Stage マチネ

<4月>
4/2 「ブルーピリオド」The Stage マチネ・ソワレ
4/23 岡宮来夢バースデーイベント2022 昼・夜の部

<5月>
5/8 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 福井マチネ(初日)
5/14 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 愛知ソワレ
5/15 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 愛知マチネ
5/26 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 宮城マチネ・ソワレ

<6月>
6/4 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 福岡ソワレ
6/5 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 福岡マチネ
6/22 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 ソワレ
6/23 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 マチネ
6/24 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 ソワレ
6/25 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 マチネ・ソワレ
6/26 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 マチネ・ソワレ(大千秋楽)

<8月>
8/9 ミュージカル『刀剣乱舞鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣~春風桃李卮~ ソワレ
8/10 ミュージカル『刀剣乱舞鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣~春風桃李卮~ ソワレ

<9月>
9/13 ミュージカル『刀剣乱舞』にっかり青江 単騎出陣 ソワレ
9/11 岡宮来夢写真集発売記念イベント(チェキ会)
9/23 岡宮来夢写真集発売記念イベント(チェキ会)
9/24 岡宮来夢写真集発売記念イベント(チェキ会)
9/25 岡宮来夢写真集発売記念イベント(特典お渡し会)
9/18 長田光平ファンミーティングvol.1 昼・夜

<10月>
10/11 ACTORS☆LEAGUE in Basketball 2022
10/23 ミュージカルファンタスティックス ソワレ(初日)
10/29 ミュージカルファンタスティックス マチネ
10/30 ミュージカルファンタスティックス マチネ
10/31 ミュージカルファンタスティックス ソワレ

<11月>
11/4 ミュージカルファンタスティックス ソワレ
11/5 ミュージカルファンタスティックス ソワレ
11/6 ミュージカルファンタスティックス マチネ
11/9 ミュージカルファンタスティックス ソワレ
11/13 ミュージカルファンタスティックス マチネ
11/14 ミュージカルファンタスティックス マチネ(千秋楽)
11/27 松島勇之介26th Birthday Event~最近筋肉痛が遅れてきます~ 1部

<12月>
12/8 岡宮来夢FCイベント~サブタイトルは来年からみんなで考えよう~ 昼の部
12/13 ミュージカル『刀剣乱舞』江おんすていじ~新編里見八犬伝~ ソワレ
12/17 長田光平ファンミーティングvol.2 昼・夜
12/22 クリスマス☆リーディングステージ「クリスマス・イブのおはなし」ソワレ(初日)
12/25 ちびまる子ちゃん THE STAGE『はいすくーるでいず』ソワレ(千秋楽)


配信で見たもの

2/28 浦井健治Dressing Room Live vol.3
4/3 「ブルーピリオド」The Stage ソワレ(千秋楽)
5/8 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 福井ソワレ
5/15 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 愛知ソワレ
5/18 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 大阪ソワレ
5/19 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 大阪マチネ・ソワレ
6/9 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 広島ソワレ
6/10 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 広島マチネ・ソワレ
6/15 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 千葉ソワレ
6/16 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 千葉マチネ・ソワレ
5/25 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 宮城ソワレ
6/5 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 福岡ソワレ
6/23 ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022 ソワレ
8/22 ACTORS☆LEAGUE in Basketball 2022
8/27 佐藤信長ファンミーティングvol.2 1部・2部
11/16 岡宮来夢写真集発売記念アフタートークショー 3部
12/8 岡宮来夢FCイベント~サブタイトルは来年からみんなで考えよう~ 夜の部


中止になったもの

1/29 「BANANA FISH」The Stage-後編- マチネ・ソワレ
2/5 「BANANA FISH」The Stage-後編- マチネ・ソワレ
8/26 ミュージカル『刀剣乱舞鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣~春風桃李卮~ 大阪ソワレ
8/27 ミュージカル『刀剣乱舞鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣~春風桃李卮~ 大阪ソワレ

 

 

…………多すぎない?!笑

自分のことながらびっくりした。ちょっと引いた。
特に上期。色んなものに命を懸けすぎていて本数がおかしいよ。楽しかったけど。私の財布どうなってんの?大丈夫そ?(計算してないから安否不明)

中止になった公演も、私にとっては無かったことにできないものなので書き出しました。
コピーしたチケットは、他の半券切られたチケットと同じように大切にしまっておいてます。
あの時悲しみを受け止めようともがいた自分のことも覚えておく。また似たものに遭遇した時に受け身が取れるかもしれないから。


良い作品はたくさん観たのにちゃんとした感想を残しておけなかったから、特に印象に残っているものをいくつかピックアップしてみた。

 


BANANA FISH」The Stage-後編-

親友含め、どんなに仲の良い相手でも「連絡する」ということが大の苦手なんだけど(相手のリソース取るのが申し訳ないと思ってしまう)、これを観た後一番に思ったのが「友達に連絡しよう」ということだった。
私が受け取ったこの作品のテーマは「愛」で、色んな愛の形があるけれどそれは何か行動しなければ相手には伝わらないと思ったから、連絡を取って、感謝を伝えて、大事に思ってるよって行動で示したくなった。
コロナと同時期に生活環境が変わってるのもありかなりご無沙汰の友達もいたけど、今年交流を持てたのは間違いなくこの作品のおかげだった。



ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2022

組んだ時はそんなに自覚なかったけど、実際通ってる最中「これ結構真面目に体調管理しないとやばいかも…?!」って気付いた(遅い)
見ての通り5都市14公演、結構無茶苦茶なスケジュールだった。ちなみにフルタイムで働いてる人です。5月6月の私、よくできたな???

でもこの作品に通ってる間、脳内が「楽しい!」「幸せ!」に溢れていた。
紅白から入った私は真剣乱舞祭を知らなくて、2018年が集大成だったことは映像を観ても分かってたから、きっとこの目で見れる日は来ないのだろうと思っていた。でも来た。生きていて良かった。

今となっては奇跡に思える全公演完走。
中止の時はどうしても目の前で扉が閉まったような気持ちになるから、それを味わわずにハッピーだけで幕を下ろしてくれたことが本当に有難かった。一点の曇りもない、ただひたすらにキラキラした幸せな記憶。



ミュージカル『刀剣乱舞』江水散花雪

もーーーこれが2022年最大の誤算。こんなことになると思ってなかった!

私は刀ミュの脚本が本当に大好きで、パライソの時今までの刀ミュで一番泣いたって思ったけど、2ヶ月後今までの刀ミュで一番泣いたアゲインをすることになるとは思ってもいなかった。

一つ刺さったんじゃなくて何もかも全部刺さった。なんか刺さりすぎて雲丹みたいだったもん私の心(表現の癖よ)
初見の愛知公演2日目、あの記憶を忘れたくなくて何度も頭の中でなぞってきた。

「主、見ていてくれ。これからの俺を」をあの場で聞いた時の気持ちは未だに言語化できない。色んな感情でぐちゃぐちゃだった。
嬉しくて楽しくて寂しくて幸せで迷いもあって、いつも何かを抱き締めたい気持ちで劇場に通った。
もう1年近くも前だなんて信じられないらい、いつでもあの時の気持ちに戻れる。

 

【ハイライト①】
推しと初めての対面~チェキ会~

「この人推しだ!」と気づいて3年近く、生のくるむくんに間近で初めてお会いしたのだけれど………こんなこと私の人生において起こって良いのか?って、今でも思ってる。あまりにも夢みたいだった。

こちらは発声禁止だったんだけど、正直それで丁度良かった!笑
人生初の接触イベントで生きてきた中で一番緊張したし、くるむくんの顔を見るのと声を聞くのと記憶に焼き付けるのに必死で、発声なんてしていたらどれかが絶対疎かになるしマルチタスクすぎて頭パンクしたに違いない。無言で良かった。

本当に現実だった?って思うことが今でもあるから、そんな時には証拠写真(チェキ)を見てデレデレした顔をして記憶をなぞってる。あまりもかっこよくて優しかった。一生覚えていたいなぁ。


【ハイライト②】
新しい出逢い~お前、推しを増やすのか?~

2022年1月末から一生懸命自分の中の自分と対話をしているのだが、終わる見込みがない。
しいて言うなら2023年2月あたりに決着がつく可能性はいくらかある。が、もう本当に分からない。未来の私が決めるだろうから一旦ほっとく。
2023年の振り返りでも同じこと書いてたらどうしよう…笑


【仕事】

人生で一番働いた1年だった。
もうこんなに働きたくないと本気で思ってるし振り返りたくないくらい辛かった笑
主に家庭のことで背負うものが変わったので、来年は更に頑張らなくてはいけない。今のところ効率化で時短を目指すくらいしか解決策が見当たらない。

 

 

多分今までの仕事量だったら問題なかったんだけど、キャパオーバーしてる中今まで通りに趣味の予定を入れた結果かなり忙しくなってしまった。
仕事のせいで趣味時間を減らしたくないという意地もあったけど、冬になってだいぶ体調崩してしまったから今後はバランス考えていかないとなぁ。

 

ということで2023年の目標はまず、健康!
具体的には無理をしない。自分を過信しない。

趣味では、観劇体験から受け取ったものを噛み締める時間をもっと大事にしたいなぁ。
今でも感想は自分用にメモでまとめてるんだけど、それを見返したり歴史を調べたりすることにもっと時間を使いたい。

仕事は………とにかくやっつける!笑
※休日に仕事のこと考えなくないから、仕事初めしたらちゃんと考える。

 


2022年は今まで経験した中で一番早く感じたし(毎年言ってる)、「週末は○○がある…頑張れ私…」と常に唱えながらなんとか正気を保ってただひたすら「その時」だけを乗り越えながら耐えた年だった。

勿論舞台を観たり推しに触れてる時間は楽しかったけどね!
なんというか、充電したものを保つことが難しいことが多かった。
原因はまもなく解決することが決まってるから、その後少しずつ自分のペース取り戻していけたら良いな。


「2022年」ってなんか未来のことみたいだなぁって思っているうちにあっという間に2023年が来てしまった。
マイペースに生きつつも、推しにはたくさん会える1年になりますように。

刀ミュの小竜景光が大好きな話

どうやらあと12時間もしないうちに、暫くミュ小竜くんに会えなくなるらしい(今更?)


まじで今更ではあるけど、5月8日以降の日々がらぶフェスで埋め尽くされスペシャルハッピーときめきデイズだったし、伊達双騎のチケット戦争(からちゃんが言ってた「熾烈を極める戦い」を先行して体験中、絶賛負けそう)で何とかしよう何とか…と並行して頑張っていたら、なんかそのへんの感覚をすっかり忘れていた。

 

 

 

このへんまで覚えてたのにな。最近記憶保持力がとことん落ちているのも痛感してはいるけどここまでとは。

冷静になろう。小竜くんに会えない世界………………無理じゃね…………?
明日以降どうやって生きて行くのか想像もつかん。

まぁ何をしても事実は変わらない。ならばせめて気持ちを高めに高めて大楽を迎えてTHE ENDしたいと思い、小竜くんについて文章にすることにした。ただのおたくのクソデカ感情です。

重いしきっと面白くもない、でもいいんだ私は小竜景光が好きなんだから!(滝の涙)(もう重い)

 

まずは小竜景光との馴れ初め(?)から。

どこまで遡るん?って感じだけど、私は紅白から刀ミュに入った人でそれまで刀剣乱舞のことを一切知らなかった。
「とうラブ」と呼ぶくらいだから恋愛系のコンテンツだと思ってたし(カタカナの誤用が生んだ悲劇)、なんか流行ってんな~というくらいの情報量しかなかった。「らぶフェス」というワードがトレンド入りしていたのは見たことがあったな(どんなラブのフェスやねん、と思った)

原作であるゲームのイメージよりミュージカルが先行してしまい、これはやばい匂いがする……と思った結果ゲームを始めるまでにも時間を要し(無駄に抗うおたく)、その間に刀ミュの過去作映像は大半観終わってしまった。

そのせいか刀ミュをきっかけにキャラクターを好きになることが多いし、正直今でも刀ミュに出ていないキャラクターには疎かったりもする。


でも小竜くんだけはかなり早い段階から知っていた。それこそ刀ミュに出るずっと前、多分2019年の春くらいだったと思う。
友達との会話の中で小竜くんの名前が出て検索した時、華やかでとっても可愛らしい刀だと思った。

そこから数年、当初よりゲームにもログインするしイベントも毎回参加していたけど、なんせ弱小本丸なもので小竜くんは顕現せず。
お正月明けに集めたシールを刀と引き換えるイベントも何回か経てきたけど、それこそ直近の刀ミュに出陣する刀と引き換えていたり、なんとなく小竜くんだけは来るべきタイミングで来て欲しいという謎のこだわりもあった。

そんな小竜くんがうちの本丸に来てくれたのは、2021年10月24日。
イベント報酬だった訳でもなく、本当に突然やって来た。すごく嬉しかったし、何故かそこから顕現ラッシュが続き今となっては乱舞レベル3を超えている。


2021年11月16日、刀ミュ「江水散花雪」に小竜くんが出陣すると発表された時は、あまりのタイミングの良さに驚いたのをよく覚えている。


刀ミュにおいてはまず第一に物語から何かを受け取りたいという気持ちが強いので、新しい男士たちのビジュアルや基本情報はあまり入れないようにしている。
どちらかと言えば演じる役者さんの方が気になってしまう質なので、小竜くんを演じる長田光平くんのことを即座に調べたけど、殆ど情報がなかった。
どうやら長田くんは今回が初めての役者としてのお仕事になるらしい。

この時点でもう期待しかない。なぜなら刀ミュが連れてくる新人さんはとんでもない化け物(褒めてる)だった実績が過去にあるからだ。


そんな物凄い期待を抱えて愛知に向かった1月31日。
ミュージカルパートの一部でかつてないほどに大号泣、ライブパートの二部で目が離せなくなった。

小竜景光は、小竜景光だった。

私が想像したまま、そこに存在していた。

今まで数えきれないほど刀ミュを観てきたけど、2.5次元の醍醐味とも言える「好きなキャラクターがそこに存在する」を身をもって体験したのは初めてのことだった。(そもそもキャラクターから入ったことがないので)


実は小竜くんを知った時から、私の中で「もし2.5次元化するなら」とずっとイメージしてた人がいた。
その人は俳優ですらないので実現する可能性はゼロ、自分に都合の良い理想で塗り固められたただの妄想。
だからこそ、この理想を超えるものが見られるとは正直思っていなかった。


ミュージカルパートは気になる要素が詰め込まれすぎててキャパオーバーだったから正直初見の記憶がそんなに多くないし(観劇直後に別舞台の中止の知らせを受け取って、少々記憶が飛んでしまったのもあり)、一言で語れるようなものでもないのだけれど。

舞台の上に立った小竜くんが発する一言目「そうだねぇ」だけで、とても好きなタイプの声だと思ったのはすごく覚えている。
語彙力がなさすぎてなんと表現したら良いのか分からないけれど、ふんわりして優しくてマイナスイオン出てそうな声。ヒーリング効果ありそう。


ライブパートはもう「驚いた」の一言だったな。
それこそ初見なのもあり皆あまりにもかっこ良くて「皆かっこいい…!」というIQが著しく低下した感想しか出なくなってしまったんだけど、そんな中でも小竜くんのしなやかで一つ一つ丁寧な動きをするダンスが目を引いたし、とても好きだなと思った。
特に漢道のダンス!あの振り付けをあのように滑らかに美しく踊る人がいるのだと衝撃だった。美の化身。

ALL FOR ONEで長いジャケットを翻しペンラを振る姿は完全に綺麗なお姉さん(今ではプリンセスこりゅくんと呼んでいる)だったから、第三形態で登場した時は「男??!!?!…………そりゃあそうだ」と一人で混乱極めていた。


そして小竜くんを語る上では欠かせない(と私は思ってる)んだけど、あのペンラへの反応の良さは一体何なんだろう???
「あそこの人指されたな」とか端から見ていて分かるくらいとにかく刺して(敢えてこの字)いた。
私自身は後方の席だったけど、それでも「こっち見てくれた?」と思ってしまうくらいには遠くまで視線を送ってくれる感覚があったし、公演初期でまだ余裕が生まれる前のはずなのに、どうしてそんなことができる?初日で既に学んだのか?とは言え先輩の兼さんはそこまで客席見るタイプだったろうか…?とかなり困惑した(言うまでもなくこれは実際に困っている訳ではない)


帰宅して即初日だった1月30日の配信を買って二部を観たけど、これまた驚いたことに初日からそういう立ち振舞いをされていた……流れるように投げちゅーする姿にリアルに頭を抱えた。こんなの絶対助からないじゃん。むりじゃん。

後日思ったことだけど、これは中の人が既にお持ちの才能*1ではないかとお見受けいたしました。所謂「根っから長船」タイプ………Oh………

そんな二部楽しくない訳なくて、曲を覚えてしまうくらいたくさんたくさん観た。
現地で受け取ったものだけを逃さないように抱き締めていたくて、一部の映像は敢えて観なかった。


結果的に小竜くんがミュージカルパートに出演できたのは愛知公演が最後となり、その後の大阪公演、東京公演は声のみでの出演。ライブパートは身体に負荷がかからないようにダンスなし、一部お休みする曲もあった。

それでも通った江水で声の演技と二部のスーパー炸裂天使の笑顔をこれでもかというほど目に焼き付け、劇場に行けば会えることの贅沢さを噛み締めながら通った。

刀ミュの本公演大千秋楽で現地に入るのは初めての経験だったけれど、カーテンコールで舞台上と客席から互いに拍手を送り合ったあのあまりにも温かい空気感がずっと忘れられない。
そして小竜くんがこちらに向けてくれた「見ていてくれ、これからの俺を」という言葉を受け取ったので、その後らぶフェスに命を懸けて通うことになり、今に至る。

 

そんならぶフェスも、本日大千秋楽を迎えようとしている。

こんな時代に予定通り全ての公演を終えられそうなこと、本当にめでたいし喜びしかない。
一方で、とても楽しかったからこそ、既に抱えきれないほどの寂しさに襲われている。

 

歌って踊る小竜くんはとても美しくてかっこよかった。
座れば牡丹、歩く姿は百合の花とも言いますが、その姿は花というか花束というか、最早花畑でしたね(何を言っているんだこいつって思われそうだけど本人は至って真面目)

全て「1月31日ぶりに」が付いてしまうんだけど、小竜くんのダンスを見ることができたし、福岡公演では江水の6振り揃って歌うのを見ることができたし、第三形態の衣装も随分久しぶりに御披露目されたし(アクスタの方が見慣れすぎて不思議な感覚だった)、戦闘衣装での抜刀は何回も泣いた……本当に、幾度となく「この姿がずっとずっと見たかったんだ」と思った。

 

あとはこの夢も叶った。

 

 

対面どころか毎公演山鉾で二人が並ぶ姿を見られて、なんていうか本当に感無量……隣同士だから目も足りるし、こんなハッピーなことあっていいのか?って毎回思ってたな。

後半明らかに距離が縮まって来てたし、二人でニコニコお話ししてるところが見られるなんてもう「幸」以外の何物でもない。二人のマフラータオルを洗濯して並べて干してあるのを眺めては「山鉾……」と呟いてしまうくらいには夢のような、大好きな瞬間だった。

鶴丸だけじゃなく、他の刀の話を聞く時小竜くんはいつもニコニコしていて、かと思いきや曲中や禊ではびっくりするくらいギャップのある一面を見せてくれて、いつも客席に笑顔で手を振ってくれて……ほんっと~~~にどこを思い返しても好きしかない。小竜景光!好きだ!

 

たくさん夢が叶ったな。歩いたその道に花が咲きそうな、そんな夢のようにいつも目で追う日々が最高に楽しかった。

今でさえこんな凄いのに全快*2したら一体どうなっちゃうんだろうね?!という楽しみも物凄く降り積もっている。
また本公演出てくれないかな。出てくれるといいな。

 

江水から約5ヶ月(概念として)一緒にいたから、大千秋楽が終わった後に自分がどうなるのか想像もつかない。

意外とケロッとしてるかもしれないし、毎日のようにメソメソと泣くのかもしれない。迎えてみないと分からないけれど後者のような気がしている。

そこらへんの感情処理は明日以降の私頑張って!と思いつつ、私はまずクソデカ感情を抱えて今日も代々木第一体育館に向かいます。

 

 

あ~~~胸が痛いな苦しいな。

でも今日も大好きな姿に会えると思うとめちゃくちゃ楽しみだな!

笑っても泣いても最後だから、とにかく今日は大好きな姿をたくさん見て目に焼き付けて楽しむ!事件(禊)が起きても記憶を手放さない!

 

そこに涙があってもいいから、笑ってお別れできますように。

 

※公演中一番感情がぐちゃぐちゃになった6月24日夜公演にて。

 

*1:数年前の映像で既に目線で人をころすタイプのファンサをされていたのと、TikTokなんて最早ジェネリック長船でした。未視聴の方是非。

*2:小竜くん役の長田くんは江水散花雪で負傷し、真剣乱舞祭も曲数制限がある中出演されている

パライソとの再会に向けて

ミュージカル『刀剣乱舞』~静かの海のパライソ~2021

 

9月27日、初日です。

公式HPに桜が舞っていることを確認しました、本当の本当に初日。

幕が上がる瞬間まで分からないけれど、恐らく予定通り迎えられそうな初日。

信じられないよ~~~(号泣)(まだ前夜)


1年半なんて瞬く間に過ぎることを分かっていても、このツイートを観た時は永遠のように思えた。

 

※以下2020年のツイートです。

 

 

私のおたく人生は年単位で待つことが多かったけれど、待っている間それへの気持ちを途絶えさせない、同じ温度を保ち続けるのはとても難しい。

思っている間に苦しくなってしまうこともあったし、思いが形を変えてしまうこともあった。


でも今回はできたんです。できたというか、意識的には何もしてないけどそうなっていた。


私が観劇した2020年3月24日から1年半、ずっと心の中にパライソがいた。

忘れなかった、覚えていた、というよりずっと一緒に過ごしてきた感覚で、頭から離れなかった。いつだって観た景色を思い出し、生きる糧にしてきた。

観られなかった人が圧倒的に多い中、観たってことすら誰にも言えなくて、徐々に記憶が薄れていったとしても「私が観た景色は幻じゃない、本当にそこにあったんだ」っていつも言い聞かせて来た。

 通勤中のシャッフルで流れる楽曲に、あの日観た景色を思い出して何度も悲しくなったり切なくなったり嬉しくなったりした。

2020年10月28日に発売された刀ミュのMV集の特典映像の中に、少しだけ映っていた2020年のパライソの映像で「幻じゃなかったんだ」と実感できて泣いた。

双騎出陣や幕末天狼傳を観劇した時、「来年の今頃はパライソが上演されているんだろうか」とぼんやり思った。

今年1月の壽乱舞音曲祭で「海と夕焼け」「Free Style」を聴いた時、音としては覚えていなかったのに「この曲知ってる」と思ったし、パライソの曲だと認識した時もまた泣いた。

時々キャストさんや公式から発せられる「パライソ」のワードに、何度も胸がぎゅっとなった。

今年のチケットを取れた時は、嬉しさと無事初日がやって来るかの不安で感情がぐちゃぐちゃだった。

色んな恐怖を感じる1年半だったけど、その度に「パライソをもう一度観るまでは絶対に死ねない」と本気で思っていた。

 

ずっとずっと、一緒だった。

 

 

公演が近付いてきて、自分用にメモしていた去年の感想を読み返したら、びっくりするくらい脳内で思い返し続けてきたことと同じことが書いてあった。意外と覚えてるもんだな。

一方こちらのエントリーは書いたことすら忘れていた。

 

tou-musical.hatenablog.com

 

当時にしか紡げなかっただろう言葉が並んでいて、あの辛すぎた5月によく向き合って書いたなと、自分でも思う。

今の気持ちと殆ど違いがない。ただ、2020年公演が映像として残らなかったことへの悲しみは少しだけ薄れた。

この1年半でくるむくんの信じられないほどの成長を見せてもらって、今日観られる姿は別人レベルであろうことを確信しているから、今はその期待の方が大きい。

 

私の心に、パライソは完結しない物語のように残ったままだ。

時間が経てば飲み込む前に忘れてしまうんだろうかと恐怖を感じることもあるし、実際どうなるかは分からない。

でもできれば、この飲み込めない気持ちを来年秋に劇場へ持って行きたいと思っている。
2021年のパライソを観て、泣いて笑って、感想を言葉にして、受け止めて、きちんと飲み込みたい。

 

今日、この気持ちをまるっとそのまま劇場に持って行きます。

多分、というか絶対泣く。物語そのものに対してもだけど、再会の事実が嬉しすぎてもう涙止まんないだろうな。いつも以上に記憶力が仕事をしなそうだ。

でも、今日だけはそれでいい。とにかく全部を受け取って、自分の感情を爆発させて、ひたすらに拍手を送る日にしようと思う。

 

 

ミュージカル『刀剣乱舞』~静かの海のパライソ~2021

 

おかえりなさい!

カンパニーの皆さん全員が心身共に健康で、11月25日の大千秋楽を迎えられることをただただ祈っています。

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※2020年3月24日、天王洲銀河劇場にて。

推しが帝劇デビューした話~ミュージカル王家の紋章を観た~

先日、ミュージカル「王家の紋章」を観に行って来ました。

そう、推しである岡宮来夢くんが夢の帝国劇場デビューを果たしたのです!わーーー!!!すごい!!!本当におめでとうございます!!!

 

思い返せば、最初に「帝国劇場に立つのが夢」と語ってくれたのは、2020年2月19日発売の雑誌「omosii press  オモシィ・プレス vol.7」でのことでしたね。
発売が決まった時、「初めて雑誌の表紙を飾らせていただきます!」ととっても嬉しそうにくるむるーむ*1で報告してくれたのをよく覚えています。
電話した書店5軒目でやっと予約が出来て、ウキウキで取りに行ったことも。

その時、雑誌を読んだ感想をこんな風に書き残していました。

 

このキャリアでこんなにも明確な目標を持っていることがすごいと思ったし、既にくるむくんの素質は思い知っていたから、応援したいという気持ちもだけどまず「絶対出れるよ!立てるよ!!!」と大声で叫びながら走り出したくなる気持ちだった。

 

でもまさか発売から約9ヶ月で出演が発表されるだなんて夢にも思ってなかったですね…。

 

 

 

これを見て文字通り目が点になって、仕事中トイレに駆け込みました。(仕事せい)

※ちなみに、上記ツイートをされた瞬間のくるむくんのご様子は、PROJECT STORE*2にて観られます。有料サイトですが、ご興味がある方は是非!

 

半年間「早すぎない?!いくら何でも?!心の準備が全くできていないのですが?!」と思い続けていましたが、何たって「推しが帝劇」ですから一向に心の準備なんてできる筈もなく、先日観念して(?)帝劇に行って参りましした。

私は舞台おたくになってまだ2年半の新参者で、お恥ずかしながら王道のミュージカルについて専門的なことは一切知りません。
めちゃくちゃ当たり前なことに驚いたり感動しているかもしれない。そして推しのことになると完全に語彙力を失うのでやや恥ずかしいですが、それも含めて初めて帝劇に足を踏み入れた感想なので、書き残します!


※レポではなくあくまでも感想、ほぼくるむくんの話のみです。

※以下王家の紋章のネタバレを含みます。

 


帝国劇場という場所

今回初めて足を踏み入れた訳ですが、初日はちょっと居たたまれない気持ちになる位驚きました。だってまず内装がめちゃくちゃ豪華。
足下にはふわっふわの絨毯が敷いてあって、広くて、綺麗で、すげー!(素人目線かつ語彙力の死滅)と思うと共に、自分場違いでは?と素直に思ってしまいました。

普段行く舞台は自分が最年長とまでは行かなくてもわりと上の世代に分類されるし、客層も一人もしくは友人と一緒にカジュアルに観劇という人が多いイメージなのですが、今回は明らかに自分が若い方に分類されるしご夫婦や親子でかなりちゃんとしたお召し物でいらしてる方もいらっしゃり…。
本当に貴族の集まりに紛れ込んだ一般人の気分で、初日ってだけでそわそわするのに、漠然とした不安というか、私これ大丈夫かな…と思いつつ早く座って石になろうと席に着いたのでした。

初日2階席だったのですが、入ってびっくり。1階前方の座席にオーケストラピットがある!
生オケだろうとは思ってたんですが、以前観劇した『きみはいい人、チャーリー・ブラウン*3ではオーケストラが客席から見えないところにいらしたので、こういうタイプの演目もあるのだととても驚きました。
そしてまた驚いたのが音響の良さ!すごい!見切れるレベルで端の席なのに、音量もバランスも適切!感動!

椅子はふかふかだし、傘立ては入口にも座席にもあるし、空調も快適だし、お手洗いは数が多い上モニターで個室の開き状況が分かるし*4、まさにストレスフリーで「観る」に全力集中できる環境が整っていて、老後の趣味にしたいと本気で思いました。
帝国劇場、本当にすごい!


あらすじ(超簡易版且つルカ視点)

古代エジプトの王であるメンフィスのお墓を発掘したキャロルが、王家の呪いにより3000年前のエジプトにタイムスリップしてしまうところから物語は始まります。
古代エジプトではメンフィスの戴冠式が行われており、そこには国賓として招かれた隣国ヒッタイトの王女ミタムンも参列しています。ミタムンはメンフィスと婚姻を結びエジプトを侵略することを企んでおり、メンフィスに近づきます。
ヒッタイトの王子イズミルの命を受けて、ルカもスパイとして王宮に入り込みますが、ミタムン王女はメンフィスの姉アイシスによって殺害されてしまいます。
殺害の証拠を掴んだルカはイズミルに報告し、イズミルがキャロルを誘拐する手引きをするのでした。キャロルと結婚の約束をしていたメンフィスはヒッタイトに乗り込み、キャロルを取り戻すべく戦争が始まりますが、最後にはエジプトが勝利。メンフィスと結ばれたキャロルは現代には帰らないことを決意し、エジプトで幸せに暮らすのでした。

推しであるくるむくんは、イズミルに遣えるルカを演じました!(通称くるルカ)


ルカの登場シーン

幕開けからルカの登場シーンまで10分以上空いたと思うけど、その間に新参者の私ですら名前を知っているような俳優さん達の歌唱を目の当たりにしただひたすらに圧倒され続け「……本当にこんなすごい舞台にくるむくんが立つんですか???」とまるで出演発表の時の心境に戻ったかのように、いやむしろその時より強く震えました…。

イズミル王子の後ろで控えるように現れたルカの第一声はこれでしたね。

「まさかヒッタイトの王子、イズミル様が民衆に紛れているようとは誰も」

なんてイケボ!!!国宝級!!!(※推しが現れると突然アホになるタイプのおたく)
いや~~~このイズミル王子への敬意が表れている声色、本当に素敵でしたね…今まで聞いたことがないタイプのお声でした。
イズミル王子の後ろでしゃがんで顔も伏せてるから私(2階席の住人)から殆ど表情は見えなかったのですが、「誰も思いもしないでしょう」と続きそうなニュアンスと首の振りが特にめちゃくちゃ好きだった。

初日観た時はただ帝劇のステージに立っているということを認識するので精一杯で、「本当に立っておられる…!」と思いつつ感極まり言葉にならなすぎて眉間にしわを寄せた物凄い表情をしていた気がする(怖いよ)
これを観に来たはずなのにややパニックというか、脳内処理があんなに追い付かない経験も久しぶりだった。

 

そうこうしている内に早速ルカの一曲目、イズミル王子とのデュエットが始まり「我が主君イズミル王子に従い~♪」と歌い出してちゃんとびっくりしたわ、くるむくんは帝劇でも歌が上手かった!!!

何回思ったことか分からないけど、今回は特に新鮮に「その声どこから出てんの?」と驚かされました。

直近で歌声を聴いたのは『声の王子様』のライブで、ミュージカルとしては『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』『ミュージカル刀剣乱舞 壽乱舞音曲祭』が直近でしたが、どれとも明らかまた違う感じで……なんて言ったら良いのか分からないけど、明らかに「今まで聴いたことのない声」をしていました。

更に、アンサンブルさん含め歌がレベル違いの舞台で、音を外すとか不安定になるとか起こり得ないような状況下で緊張しない訳がないのに(ご本人も緊張しいだと仰ってるし)、私が観た5回とも本当に安定の歌声だったんです。
元々歌声には定評のあるくるむくんですが、過去同じ公演に複数回通う中で「本調子ではないかな?」と思う日もありました、人間だもの。
それがこの王家の紋章では本番にピークを合わせてきたのではというくらい、毎回圧巻の歌声を聴かせてくれました。
ひたすら美しくて、ずっと聴いていたかった。

 

ルカのモノローグ

色んな場面でステージ登場するルカですが、動きがまるで忍者のように速いし足音しない(ように見える)し、どこからともなくぬるっと現れるので、初日は結構登場に気が付くのが遅れました。怪しい雰囲気も含めて、まるで蛇みたいだった。

墓荒らしを告発した者として王宮に入り込むことに成功したルカですが、実は墓を荒らしたのはルカ自身でした。

『ルカのモノローグ』という楽曲の中でその真相を語ってくれるのですが、何とこの楽曲はルカのソロ。
前情報一切なしで挑んだのでソロなんてあると思っておらずビビり倒しましたが…ステージにたった一人、観客全員の目がくるむくんに向けられている…!と思うと毎回めちゃくちゃ緊張してハンカチを握り締めてしわくちゃにしていました。

 

「墓を荒らしたのは私だ」

鼻で笑いながらそう言い放つお顔はいっそ爽やかさえ感じるくらい何の悪気もないような笑顔で、「こ、この人完全に悪い人だ…!」とここで初めて認識しました。推し、普通に怖かった(良い意味です)


テーベの街

キャロルがテーベの街を満喫している時にぬるっと現れ、「予定通り」と言わんばかりに右口角を上げてキャロルを一瞥した時の表情ったらもうおったまげる程かっこ良かったです!悪いお顔最高!

その後イズミル王子がキャロルに近付く様子を高いところから伺っているルカの、手すりを触る手付きがひじょ~~~に怪しかったですね……普段のくるむくんからは想像の付かないそんなんどこで覚えてきたんですか案件でした……良き……

 

「我が主君イズミル王子、ナイルの娘がテーベの街に出る日時をお知らせいたします。」

この台詞の時 、とある回で丁度ルカの目線とかち合うような座席にいたのですが(一瞬私イズミル王子だったっけ?なった)(なるな)、目力がまじで凄かった。お顔はやや笑顔だから、そのギャップにちょっと怯んでしまいそうになるくらい。

この場面に限らずくるルカは目が印象的なことが多くて(特に8月7日の公演が良かった)、ただ命に従う駒ではなく、自分の意志でイズミル王子に遣えている人だなと思って見ていました。

 

悪い表情が最高だった(主に2幕「『騒然』」の話)

歌が上手かったことと同じくらい書き残しておきたいこと。そう、くるルカの悪い表情が大変素敵でいらっしゃいました!

これまでに演じた中では悪いお顔ランキング断トツ一位を飾る役柄だったのですが(ハムレット*5は悪いというより狂気、鶴丸は何を考えてるか分からないタイプの怖さがあるけど表情にはあまり出ない)、くるむくんが普段ファンに見せてくれる表情は圧倒的に笑顔が多いです。
勿論人前に出る時だからかもしれないけれど、バクステ等のオフショットでも笑顔が多くて、たまにぽやんとした表情も見せてくれる、悪いお顔なんて見たことがない!むしろできるの?と思ってしまうくらいですが……できてましたね。できていたどころかまじで怖かった。何回か震えた。

 

ここで突然ですが、独断と偏見によるくるルカの悪いお顔ランキング!

3位  2幕『騒然』曲中の「許しを請え!」でメンフィス王をバチバチに睨んでいる表情
2位 2幕『騒然』曲中の「エジプトはもうどうせ終わりだ」で手から砂が溢れ落ちるように指を動かしながら目かっぴらいてる表情
1位 2幕『騒然』曲中の周りに集まる従者たちを見下すような表情

もう騒然だらけですね!間違いなくルカのハイライトになる曲だったので仕方がない!好きです!

 

3位はなんたってメンフィスに向かってですからね…海宝さんや浦井さんをそんな鋭く睨んじゃって良いの?!とちょっとアワアワしました。普段お二人と接している時の表情とはかけ離れているんだろうな…。

2位は千秋楽含め最後の3公演毎回違う仕草をしてらして、演じるというよりルカとして本当にそこに立ってましたね。一番好きだったのは15日の左手を動かしつつ目線は正面のやつ、14日の目線を手に向けるバージョンも良かった(多分細かすぎて伝わらない)

1位は最初観た時ロミジュリのティボルトを連想してしまって、くるむくんが演じるならロミオが一番合ってると思ってたけどティボルトも良いなと、新たな扉を開いた感がありました。くるむくんの振れ幅の凄さには何度も驚かされる。

 

曲はテーベの街でイズミル王子がキャロルを拐った後に始まり、誘拐に驚き慌てる従者たちのコーラスの中ルカがメインボーカルを務めるものでした。(視点が極端にルカに偏っているので違ってたらごめんなさい…)

初日から見事な出来だったのですが、回を重ねるにつれルカの表情に凄み増していって、「本心から来るお顔なのでは?」と思ってしまうことさえあった。
実際のくるむくんは本当にピュアで笑顔も多くて、ご自分で怒ることもそんなにないと仰る方なので、絶対に本心ではないはずなんだけど、そう思ってしまうくらいに「憑依」してましたね…想像だけどご本人が見たら「怖っ!どうやってこの顔してるんだろう?」とか自分で言いそう。

私が観た中では8月14日と15日の公演で曲終わりに拍手が起きて嬉しかったなぁ。特に15日の公演は有終の美と言わんばかりの完成度で、拍手もとても大きくて号泣でした。
ステージを去る背中が本当にかっこよくて、帝劇に連れてきてもらったことへの感謝とか、爆速の成長を見せてもらえることの幸せを噛み締めてしまって、とにかくお返しがしたい!でも何もできない!できることは!拍手のみ!届け~!!!ってなって顔も感情もぐちゃぐちゃだった。

曲の終盤でルカがステージど真ん中に立つシーンがあったのも感慨深かったな。
いつか絶対、真ん中からの景色をくるむくんが観られますように。

 

曲の後、ルカが上手に出て来て「我が主君イズミル王子、ナイルの娘を得られませ」みたいなことを言うシーンがあるのですが、千秋楽は言い方が悪い怪しいというより優しい寄りでイズミル王子への忠誠心溢れる声だったのは「一体どうしてそうなった?!今までルカそんな声出してなかったじゃん…」案件でした。(良い意味です)

この後にも書くけど、何となく千秋楽のルカからはいつもより人間味を感じたんですよね。だからこそ『騒然』の怖さがより際立って見えたのかもしれない。

 

エジプトとヒッタイトの戦争

まさにその人間味が一番見えた場面と言って良いでしょう。(ミタムン王女の額飾りをイズミル王子に届けるルカもかなり切なかったですが…)

イズミル王子がキャロルを拐った後、エジプトとヒッタイトは争い多くの死者が出ます。その中でタイムスリップしたキャロルを最初に見つけて助けてくれたセチも命を落とすことになり、キャロルに向けて最後の言葉をかけるセチを見て、セチの母親・セフォラは泣き崩れます。

ここで隣にいたルカがセフォラに起こすアクションが毎回少しずつ違っていて、目が離せなかった。

背中を擦ってあげたり、背中を擦ってあげながらセフォラを挟んで反対隣にいた従者の女性と話した後、床に手をついて拳を握ってたり。

この後の観劇まで3公演空いてしまったのでその間の変化は分からないのだけれど、次に観た時はすっごく戸惑いながらセフォラの背に右手を伸ばしてた。まるで触れることを迷うように、裏切り者の自分が触れてもいいんだろうか、というように手を彷徨わせて床についてしまうこともあった。
特にくるむくんの千秋楽公演では、私が見た中では一番身を縮めて震えていて、とても悔いている様子が伺えました。

 

原作を知らないからこそ色んな解釈ができる場面だった。
キャロルを守りたくて命を落としたセチと、そんなセチを守りたかったセフォラと、セチの死をセフォラと同じくらい悲しんでいるキャロルがいて、スパイと動いていた身であるものの「こんなことを望んでいた訳じゃない」 と思わずにはいられなかったのかなぁ。

私は何となくルカはキャロルに惹かれる部分があったんじゃないかなと思っているのだけれど(『想い儚き』を歌っているメンフィスに明確に視線を向けていたり、二人が結婚すると聞いた時すごく驚いた表情をしていたり) 、 どうなんだろうなぁ。

その後すぐに捌けて、物語のフィナーレで再登場するルカは歌いつつもクールな表情を崩さずにいたんだけど、最後の最後に皆の輪とは少し離れたところに佇んでいる姿は、少し寂しそうにも見えました。

 

千秋楽のご挨拶(8月15日昼公演)

一足先にくるむくんの千秋楽でした。

元々ご挨拶あるかなぁとソワソワしていたのですが、この日は歌も演技も全てが集大成と言わんばかりの出来でしたし、特に2幕の『騒然』が素晴らしすぎたのもあって、そこからずっと感極まってしまった。
とにかく周りの人からたくさん労ってもらう時間があると良いなぁと思っていたので、いつもはクールに決めてるフィナーレでセフォラ?と目を合わせて少しだけ微笑んでいるのを見た時はもうだめでした。早速労われていらっしゃる~!(号泣)


2回目のカーテンコールでスタオベ。くるむくんご本人からご挨拶があり、しかもなんと公式さんが映像として残してくださいました!
もしかしたらこの光景はこの世に残らないかも、と意を決して聞いていたので、有り難すぎて頭が上がりません。

恐縮しきりで帝劇のセンターに立ったくるむくんの等身大で素直なご挨拶。本当に素晴らしい内容、そしてルカしか知らない人が見たらびっくりするであろう、可愛さとふわふわが詰まっております!
まだ観ていらっしゃらない方は是非とも観てみて欲しいです…!

 

 

youtu.be

 

 

自分の記憶に残っている景色が薄れそうなのが怖くて映像はすぐに観ない派なんですが、今これを書くにあたり観たらやっぱりびっくりした。
「ルカどこ行った?!」としか思えないくらい、怖さ怪しさ悪さ皆無で真っ白です。
本当に、くるむくんを応援しているとそのギャップに何度でもとどめを刺されてしまう…。

 

映像に残っていないところをいくつか。
ライアン役の植原さんがお辞儀した後立ち位置に付く時に、くるむくんの肩にグータッチしてくださってました。勿論くるむくんも背中にグータッチ返し。早速労われていらっしゃるパート2!ぼくらはTEAM!(永遠のYGCBロス)

イズミル役の大貫さんも、センターに歩いていらっしゃる時くるむくんを指差してくださって、くるむくんは「いやいやいや!」と恐縮するような感じで大貫さんに手を向けてわー!(キラキラ)ってしてました。
※あの手の動きを何と言ったら良いのか分からず…ピンポイントの層にしか伝わらない表現で申し訳ないのですが、東京心覚の『ETERNAL FLAME』で水心子が清麿に向かってやっていたアレです!(いくらなんでもマイナーすぎる)

 

全員が整列した時から見て分かるほどに涙を堪えていて、後ろを向くタイミングで涙を拭ったり、唇を噛み締める仕草もしていました。
あんな姿を見たのは初めてでびっくりした。もしかしたら葵咲本紀の時もこういう表情をされていたのかなぁ。

海宝さんと木下さんが間を空けてくださったのも、本当に本当に嬉しかったです。

 

まとめ

8月28日、王家の紋章の帝国劇場公演は無事に千秋楽を迎えました。本当におめでとうございます!
くるむくんを始め、関わる全ての人がどうか無事であるようにと願い続けていたので、予定通りにこの日を迎えられたことが本当に嬉しい。

物語自体本当に面白かったし、Wキャストの演目を複数回観るのも初めての経験で、同じ役なのに人によって表現が異なるのがとても新鮮でした。
組み合わせによる違いを感じる場面もあったし、今後Wキャストの時はバランス見ながら観劇日を決めたいなぁ。
くるむくん以外のキャストさんも本当に素敵な方ばかりだったのですが、書き残せず無念です…。

 

個人的に、正直今までで一番外出することに躊躇いがある期間でした。
でも、行くという選択をした先に広がっていたのは見たこともないくらい素晴らしい景色で、その景色を見せてくれたのは間違いなくくるむくんです。

 

振り返ってみたら、去年こんなブログを書いていました。

 

tou-musical.hatenablog.com

 

くるむくんは大きくなる、絶対遠くない将来帝劇に立つような素晴らしい俳優になる、と根拠はないけど確信している。 

 

思い描いていたとおりの未来を、くるむくんが爆速で見せてくれました。
何度も思うけど本当に信じられない、誰もがびっくりする速さだよ!本当にすごすぎるよ…


くるむくんを応援していると奇跡みたいに思える瞬間がたくさんあって、いつも笑っていられるし楽しくてしょうがないです。
でも帝国劇場立ったことは奇跡なんかじゃなくて、間違いなくくるむくん自身がその手で掴んだもので、こうして夢が叶う瞬間を見届けさせてもらい、同時に私の夢も叶いました。これほど幸せなことはない。幸せすぎてどうしたら良いんだろうって感じ。

帝劇後のくるむくんのお顔つきが少し変わったようにも感じていて、間違いなく次の舞台ではこれまでとひと味もふた味も違う姿を見せてくれるんだと思います。
きっと「ここはひとつの通過点だった」と思う日がやって来るんだろうと考えると、本当に楽しみで仕方がありません。

 

くるむくん、初めての帝国劇場出演、本当におめでとうございました!

これからも歩むその道のりが、ただひらすらにキラキラしたもので溢れていることを祈っています。

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 ※8月5日、初日の帝国劇場にて。

 

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※記念にと思い一つだけチャームを購入したら、なんとルカが来てくれました!

 

*1:くるむくんが月1回放送しているニコニコ生放送の番組

*2:くるむくんの未公開動画やお写真等が観られるファンサイトのようなもの(会員番号が振られる訳ではないのでファンクラブとは少し違うもの)

*3:2021年3~4月にシアタークリエにて上演。くるむくんは毛布がトレードマークのライナスを演じました。ライアン役の植原さんと共演。

*4:主に刀ミュの故郷(?)であるTDCと比べてのこと。他の劇場はあまり知らないので偏りのある感想かもしれません…。

*5:2020年11月に上演された『5 Guys Shakespeare Act:1 HAMLET』という男性5名だけが出演するハムレットで主役を演じました

音曲祭初日に向けて

ミュージカル『刀剣乱舞』壽乱舞音曲祭、初日おめでとうございます!

諸々でソワソワしながら待っていたこの数週間、色々あったけどなんとか本当に幕が上がりそうです……感無量!

「楽しみにすること」があんまり上手くできなかったこの数日を取り戻すために、うおおおお楽しみだー!っていう今しかないこの思いをブログにぶちまけます!

 

 

パライソぶりの鶴丸

「また凱旋で会えるよね…!」と思いながら手を振った(概念)ところから早10ヶ月。……………10ヶ月?!って自分で書いててびっくりした。

そんなに会えてなかったんか、くるむくんの鶴丸

万が一パライソの二部衣装なんて着て来ちゃったら私は涙の海で溺れてしぬ。

でも、まだ見てない人向けにってことで今回は着ないかもなぁなんて思ったり。 そしたら必然的に葵咲本紀の衣装になる訳で、これはこれでしんでしまう。

 

幕末天狼傳ぶりの清光

こないだあんなに会えてたのが未だに信じられないんだけど、こんなにまたすぐに会えるなんてことあっていいのか?

会いたくても会えない清光だと思っていたのに、こんなの会いに行けるアイドルならぬ会いに行ける清光じゃないか(そのまんまだよ)

中の人の話だと、2019年はコンスタントにりゅーじくんの舞台に行ってたのに、2020年は天狼傳まで会えなかったので、本当にこんな会えていいんか?という気持ち…!嬉しい…!

 

鶴丸と並ぶ清光

東京ガーデンシアターは天国ですか…………………

切望していた、この組み合わせ。絶対に起こり得ないと思っていた奇跡の目撃者に、恐らく私はなれるんだろう。

ここに関しては本当に未知の領域で、推しと推しが隣同士でそこにいる時、自分にはどんな感情が生まれるのか分からない。

正直、目線もどっちに向くのか分からない。だってどっちも大好きなんだ。

これをとても楽しみにしていたからこそ、大演練が延期になった時多大なるショックを受けた訳だけど、満を持して今日受け止めてきます……私生きてられるのかな……

 

初めましての三日月宗近

いやどう考えてもやばいやろ。

幻すぎて会えなすぎて究極の憧れのような存在になってしまったじゃないか。

刀ミュの初見が紅白だった私にとって、ソロの初っぱなで歌も良い顔も良いをぶつけてきた三日月はとっても特別な人。

とにかく、お会いできるのが嬉しゅうございます……

 

膝丸

アモ~~~レ~~~~~~~~~~(他に言葉はいらない)

 

祝!初!くるむくんとまりおくんの共演

これだよこれ!!! きっとファンも楽しみにしてただろうけど、何よりくるむくん本人が一番嬉しいんじゃないか?ってくらいのビッグイベント。

くるむくんは色んな場面でまりおくんのお名前を出していたし、歌合であげていたツーショットではまるっきり「ファン」の表情をしていたくらい、まりおくんのことが大好きで憧れなんだと思う。

そんな二人が共演するなんて、エモいの海に沈んでしまいそうだよ~~~

 

 

他にも思うことはたくさんあるのだけれど、まもなく現地に到着するのでここまでにしときます!

 

初めて立ち会う刀ミュの初日。想像するだけで震えるくらい嬉しい。

皆健康で最後まで駆け抜けられるよう、心から祈り応援しています!

いってきまーす!