思い出はタカラモノ

舞台と推しの話メイン

刀ミュの小竜景光が大好きな話

どうやらあと12時間もしないうちに、暫くミュ小竜くんに会えなくなるらしい(今更?)


まじで今更ではあるけど、5月8日以降の日々がらぶフェスで埋め尽くされスペシャルハッピーときめきデイズだったし、伊達双騎のチケット戦争(からちゃんが言ってた「熾烈を極める戦い」を先行して体験中、絶賛負けそう)で何とかしよう何とか…と並行して頑張っていたら、なんかそのへんの感覚をすっかり忘れていた。

 

 

 

このへんまで覚えてたのにな。最近記憶保持力がとことん落ちているのも痛感してはいるけどここまでとは。

冷静になろう。小竜くんに会えない世界………………無理じゃね…………?
明日以降どうやって生きて行くのか想像もつかん。

まぁ何をしても事実は変わらない。ならばせめて気持ちを高めに高めて大楽を迎えてTHE ENDしたいと思い、小竜くんについて文章にすることにした。ただのおたくのクソデカ感情です。

重いしきっと面白くもない、でもいいんだ私は小竜景光が好きなんだから!(滝の涙)(もう重い)

 

まずは小竜景光との馴れ初め(?)から。

どこまで遡るん?って感じだけど、私は紅白から刀ミュに入った人でそれまで刀剣乱舞のことを一切知らなかった。
「とうラブ」と呼ぶくらいだから恋愛系のコンテンツだと思ってたし(カタカナの誤用が生んだ悲劇)、なんか流行ってんな~というくらいの情報量しかなかった。「らぶフェス」というワードがトレンド入りしていたのは見たことがあったな(どんなラブのフェスやねん、と思った)

原作であるゲームのイメージよりミュージカルが先行してしまい、これはやばい匂いがする……と思った結果ゲームを始めるまでにも時間を要し(無駄に抗うおたく)、その間に刀ミュの過去作映像は大半観終わってしまった。

そのせいか刀ミュをきっかけにキャラクターを好きになることが多いし、正直今でも刀ミュに出ていないキャラクターには疎かったりもする。


でも小竜くんだけはかなり早い段階から知っていた。それこそ刀ミュに出るずっと前、多分2019年の春くらいだったと思う。
友達との会話の中で小竜くんの名前が出て検索した時、華やかでとっても可愛らしい刀だと思った。

そこから数年、当初よりゲームにもログインするしイベントも毎回参加していたけど、なんせ弱小本丸なもので小竜くんは顕現せず。
お正月明けに集めたシールを刀と引き換えるイベントも何回か経てきたけど、それこそ直近の刀ミュに出陣する刀と引き換えていたり、なんとなく小竜くんだけは来るべきタイミングで来て欲しいという謎のこだわりもあった。

そんな小竜くんがうちの本丸に来てくれたのは、2021年10月24日。
イベント報酬だった訳でもなく、本当に突然やって来た。すごく嬉しかったし、何故かそこから顕現ラッシュが続き今となっては乱舞レベル3を超えている。


2021年11月16日、刀ミュ「江水散花雪」に小竜くんが出陣すると発表された時は、あまりのタイミングの良さに驚いたのをよく覚えている。


刀ミュにおいてはまず第一に物語から何かを受け取りたいという気持ちが強いので、新しい男士たちのビジュアルや基本情報はあまり入れないようにしている。
どちらかと言えば演じる役者さんの方が気になってしまう質なので、小竜くんを演じる長田光平くんのことを即座に調べたけど、殆ど情報がなかった。
どうやら長田くんは今回が初めての役者としてのお仕事になるらしい。

この時点でもう期待しかない。なぜなら刀ミュが連れてくる新人さんはとんでもない化け物(褒めてる)だった実績が過去にあるからだ。


そんな物凄い期待を抱えて愛知に向かった1月31日。
ミュージカルパートの一部でかつてないほどに大号泣、ライブパートの二部で目が離せなくなった。

小竜景光は、小竜景光だった。

私が想像したまま、そこに存在していた。

今まで数えきれないほど刀ミュを観てきたけど、2.5次元の醍醐味とも言える「好きなキャラクターがそこに存在する」を身をもって体験したのは初めてのことだった。(そもそもキャラクターから入ったことがないので)


実は小竜くんを知った時から、私の中で「もし2.5次元化するなら」とずっとイメージしてた人がいた。
その人は俳優ですらないので実現する可能性はゼロ、自分に都合の良い理想で塗り固められたただの妄想。
だからこそ、この理想を超えるものが見られるとは正直思っていなかった。


ミュージカルパートは気になる要素が詰め込まれすぎててキャパオーバーだったから正直初見の記憶がそんなに多くないし(観劇直後に別舞台の中止の知らせを受け取って、少々記憶が飛んでしまったのもあり)、一言で語れるようなものでもないのだけれど。

舞台の上に立った小竜くんが発する一言目「そうだねぇ」だけで、とても好きなタイプの声だと思ったのはすごく覚えている。
語彙力がなさすぎてなんと表現したら良いのか分からないけれど、ふんわりして優しくてマイナスイオン出てそうな声。ヒーリング効果ありそう。


ライブパートはもう「驚いた」の一言だったな。
それこそ初見なのもあり皆あまりにもかっこ良くて「皆かっこいい…!」というIQが著しく低下した感想しか出なくなってしまったんだけど、そんな中でも小竜くんのしなやかで一つ一つ丁寧な動きをするダンスが目を引いたし、とても好きだなと思った。
特に漢道のダンス!あの振り付けをあのように滑らかに美しく踊る人がいるのだと衝撃だった。美の化身。

ALL FOR ONEで長いジャケットを翻しペンラを振る姿は完全に綺麗なお姉さん(今ではプリンセスこりゅくんと呼んでいる)だったから、第三形態で登場した時は「男??!!?!…………そりゃあそうだ」と一人で混乱極めていた。


そして小竜くんを語る上では欠かせない(と私は思ってる)んだけど、あのペンラへの反応の良さは一体何なんだろう???
「あそこの人指されたな」とか端から見ていて分かるくらいとにかく刺して(敢えてこの字)いた。
私自身は後方の席だったけど、それでも「こっち見てくれた?」と思ってしまうくらいには遠くまで視線を送ってくれる感覚があったし、公演初期でまだ余裕が生まれる前のはずなのに、どうしてそんなことができる?初日で既に学んだのか?とは言え先輩の兼さんはそこまで客席見るタイプだったろうか…?とかなり困惑した(言うまでもなくこれは実際に困っている訳ではない)


帰宅して即初日だった1月30日の配信を買って二部を観たけど、これまた驚いたことに初日からそういう立ち振舞いをされていた……流れるように投げちゅーする姿にリアルに頭を抱えた。こんなの絶対助からないじゃん。むりじゃん。

後日思ったことだけど、これは中の人が既にお持ちの才能*1ではないかとお見受けいたしました。所謂「根っから長船」タイプ………Oh………

そんな二部楽しくない訳なくて、曲を覚えてしまうくらいたくさんたくさん観た。
現地で受け取ったものだけを逃さないように抱き締めていたくて、一部の映像は敢えて観なかった。


結果的に小竜くんがミュージカルパートに出演できたのは愛知公演が最後となり、その後の大阪公演、東京公演は声のみでの出演。ライブパートは身体に負荷がかからないようにダンスなし、一部お休みする曲もあった。

それでも通った江水で声の演技と二部のスーパー炸裂天使の笑顔をこれでもかというほど目に焼き付け、劇場に行けば会えることの贅沢さを噛み締めながら通った。

刀ミュの本公演大千秋楽で現地に入るのは初めての経験だったけれど、カーテンコールで舞台上と客席から互いに拍手を送り合ったあのあまりにも温かい空気感がずっと忘れられない。
そして小竜くんがこちらに向けてくれた「見ていてくれ、これからの俺を」という言葉を受け取ったので、その後らぶフェスに命を懸けて通うことになり、今に至る。

 

そんならぶフェスも、本日大千秋楽を迎えようとしている。

こんな時代に予定通り全ての公演を終えられそうなこと、本当にめでたいし喜びしかない。
一方で、とても楽しかったからこそ、既に抱えきれないほどの寂しさに襲われている。

 

歌って踊る小竜くんはとても美しくてかっこよかった。
座れば牡丹、歩く姿は百合の花とも言いますが、その姿は花というか花束というか、最早花畑でしたね(何を言っているんだこいつって思われそうだけど本人は至って真面目)

全て「1月31日ぶりに」が付いてしまうんだけど、小竜くんのダンスを見ることができたし、福岡公演では江水の6振り揃って歌うのを見ることができたし、第三形態の衣装も随分久しぶりに御披露目されたし(アクスタの方が見慣れすぎて不思議な感覚だった)、戦闘衣装での抜刀は何回も泣いた……本当に、幾度となく「この姿がずっとずっと見たかったんだ」と思った。

 

あとはこの夢も叶った。

 

 

対面どころか毎公演山鉾で二人が並ぶ姿を見られて、なんていうか本当に感無量……隣同士だから目も足りるし、こんなハッピーなことあっていいのか?って毎回思ってたな。

後半明らかに距離が縮まって来てたし、二人でニコニコお話ししてるところが見られるなんてもう「幸」以外の何物でもない。二人のマフラータオルを洗濯して並べて干してあるのを眺めては「山鉾……」と呟いてしまうくらいには夢のような、大好きな瞬間だった。

鶴丸だけじゃなく、他の刀の話を聞く時小竜くんはいつもニコニコしていて、かと思いきや曲中や禊ではびっくりするくらいギャップのある一面を見せてくれて、いつも客席に笑顔で手を振ってくれて……ほんっと~~~にどこを思い返しても好きしかない。小竜景光!好きだ!

 

たくさん夢が叶ったな。歩いたその道に花が咲きそうな、そんな夢のようにいつも目で追う日々が最高に楽しかった。

今でさえこんな凄いのに全快*2したら一体どうなっちゃうんだろうね?!という楽しみも物凄く降り積もっている。
また本公演出てくれないかな。出てくれるといいな。

 

江水から約5ヶ月(概念として)一緒にいたから、大千秋楽が終わった後に自分がどうなるのか想像もつかない。

意外とケロッとしてるかもしれないし、毎日のようにメソメソと泣くのかもしれない。迎えてみないと分からないけれど後者のような気がしている。

そこらへんの感情処理は明日以降の私頑張って!と思いつつ、私はまずクソデカ感情を抱えて今日も代々木第一体育館に向かいます。

 

 

あ~~~胸が痛いな苦しいな。

でも今日も大好きな姿に会えると思うとめちゃくちゃ楽しみだな!

笑っても泣いても最後だから、とにかく今日は大好きな姿をたくさん見て目に焼き付けて楽しむ!事件(禊)が起きても記憶を手放さない!

 

そこに涙があってもいいから、笑ってお別れできますように。

 

※公演中一番感情がぐちゃぐちゃになった6月24日夜公演にて。

 

*1:数年前の映像で既に目線で人をころすタイプのファンサをされていたのと、TikTokなんて最早ジェネリック長船でした。未視聴の方是非。

*2:小竜くん役の長田くんは江水散花雪で負傷し、真剣乱舞祭も曲数制限がある中出演されている