思い出はタカラモノ

舞台と推しの話メイン

ただの日記


友達につらい~しんどい~むり~って主旨のLINEを送りつけて、その返事の中に

「(舞台やらエンタメがすぐ)元に戻るなんて思ってないんだろ?」

ってあって、頭をガツーンとやられた。

ずっと前から分かってるし覚悟もしているつもりなんだけど、向き合う度に悲しくなるね。

いつ元に戻るかなぁ。
本当に元に戻るかなぁ。
戻ってきても同じ形じゃないかもなぁ。
その時私は好きな気持ちを持っているかなぁ。




TLで見かけて思ったこと。(鍵垢さんなので引用はしない)
↓このエントリー関連。

tou-musical.hatenablog.com


「大事にしたい」という思いから同じように(正確には全く同じではないけれど)苦しむ道を選んだと思ってたけど、確かに自分を殴り続けているようなもんだよな。
めちゃくちゃに苦しいし、どう考えたって効率が悪い。

考えなくても思うがままで良いんじゃないってボスは言ってたけど、私まさにこの苦しい道に進みたがっているんだよな。

だって、望むのをやめた先にあるのは舞台が存在しない世界かもしれないんだよ。
それが自分規模でも世界規模でも、想像するだけでとても悲しくて真っ暗になる。




この何ヶ月か、人に近況を聞かれた時に一番答えたくなるのは「しんでる」だった。
無用な心配をかけるだけだし、おたくがおたくたらしめていたもの(現場)を失くしたことによるこういう感情って、正直理解されにくいだろうと思うから実際には答えてない。
それでも冗談でもなんでもなく、心から思ってる。

アイデンティティが消失した今、どうやったら心が元通りになるのか分からない。

前の会社で働いてて鬱っぽくなったことがあるけど、あの時は解決策が分かっていたし実際にその選択をすることが可能だった。
今は自分では選択できないところに解決策があるから、どうにもできない。


「しんでる」とは言わなかったけど、現場がなくてアイデンティティを消失したことを簡単に話したら、理解してくれた人がいた。
「しんだようなもんだね」と言葉をかけてもらったことで、なぜか私はとてもすっきりした。

自分がしんでいることを知っている人間が身近にいることは、案外救いになるものだ。